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メゾン ランドゥメンヌのガレット・デ・ロワ

 Akiko Kubo

フェーブがほしい!という理由で、年始になるとガレット・デ・ロワについて検索しだす私。
フェーブって、ガレット・デ・ロワのための小さなお人形ですよね。フェーブに限らず、私はああいう小さなモノがとっても好きなんです。
(だから片付かないんですよね・・・)
ですが、
・フェーブが欲しいとはいえ、あんまり価格が高いのは、パス。
・フェーブにあまり心惹かれない場合、パス。
・フェーブのかわりにアーモンドが入っていて、フェーブ別添え無しは、パス。
などと言っていると、あんまりうまく探せなくて、「ま、いっか」となって買わない年もあります。おいしいけれど、もともと自分のお正月の習慣には無かったので、フェーブ次第。必ず食べなきゃ!というものでは、なかったりします。
ですが、今年はメゾン ランドゥメンヌで買ってみました!
たまたまパンを買った時に、ガレット・デ・ロワの案内を見たら、
なんと、1人用、4人用、6人用という3サイズがそろっていて、1人用にもフェーブと王冠をつけてくれる、と書いてあったので★
本来ガレット・デ・ロワって、ガレットの中にフェーブを入れて切り分けて、フェーブにあたった人が今年1年ラッキー!みたいな風習だと思います。
だからほんとは、1人用って、本来の目的と外れているのかなー、なんて思いましたが。でもでも、フェーブが欲しい私には、嬉しい。
メゾン ランドゥメンヌまでは、ちょっと距離がありますが、オフィスからテクテク買いに行ってみました。
スタンダードなアーモンドクリームのと、リンゴのコンポートのと、2種類あったのですが、どちらもおいしそうだったので、両方購入。くじ引きみたいに、箱に入っているフェーブを2回ひかせてもらいました。
フェーブは10種類あったそうですが、すべてDROOPYというキャラクターでした。わんちゃんで、トムとジェリーの親戚みたいなアメリカのキャラクターのようですが、私は知らなかったな。素朴で、かわいいです。この素朴さがいい。
フェーブ、フェーブって騒ぎましたが、ガレット自体もすごくおいしかったです。あまりのサクサク、美味しさ加減に、びっくり。さすが…
ところで私は、フェーブがガレットの中に入って売られているのを、見たことがありません。いつも別添えなのですが、あれは日本だけのことなのかしら・・・なんて思って、知り合いに聞いてみたら、フランスでも別添えのことはある、とのこと。
これから、日本でガレット・デ・ロワがもっと流行る可能性って、あるのかな。お正月過ぎた途端、コンビニが恵方巻を押してますが、あのレベルでガレット・デ・ロワが入ってくること、あるかしら…
ただ、暮れからお正月って、すでにご馳走三昧ですから、1月はもう、おなかいっぱい…ですよね。
それにフェーブって、すごく精巧なものもあるのでしょうけれど、私にとっては、あの素朴さ加減が面白いのです。だから、日本の精巧な技術で作った現代キャラのフェーブがあっても、ちょっとイメージ違うかなぁ。ジバニャンのフェーブとか。でもかわいいかな。